熟したりんごくんの世界像

私の見える世界

りんご君、自分という一番ヤバい会社に生まれた時から就職している【気分が暗くなるかも?念のため閲覧注意にしておきます。】

 

 ああ・・・。何たることかなあ。

私は生まれた時から自分というブラックな会社に就職してしまっている。

しかもおそらく、やめるということは無理であろう。

何と悲しき。

社会の会社であれば、私は、転職だのいろいろ考えられるであろうが、

自分というこの私からはどうもそうはいかない。

生まれた時からの劣等感を背負いしこのブラックな会社にどうお勤めすればよいのかわからん。

 

今日は大学3年になってからはじめての学校登校日であった。

今日は就職のこと、卒業論文のことを言われた。

もう、この先どうすればよいのかわからない。

就職のガイダンスというのを私は今日、胸に重い物を感じながら参加した。

私にとってこのガイダンスの参加は、屈辱なものである。

別に今働いている人を馬鹿にしているわけではない。

このガイダンスは自由参加なのだ。

私は参加した。私の進路は特に決めていないが、

自分の未来にあまりにも希望が感じられないので、妥協で参加した。

自分に情けなさすぎて泣きそうだった。きっと涙目になっていた。と思う。

隣に座っていた男性もプリントの余白に、

「もう無理だ。フリーターでいい。」

というメモを書いていた。

私はというとぼんやりと自分の死期をさとっていた。

 

いったい、私の大学生活は何だったのか・・・?

しかし、どうもしようもなかった。私が選んだのだし、

そうするしかないようなめぐりあわせでもあったようにも思う。

 

自分の考えるような進路をつけそうにもなく、

このまま死のシルクロード?をすいすい行くしか私にはないのか?

このまま人生を虚しいまま終わるのだろう。

 

私には自分が無い。