熟したりんごくんの世界像

私の見える世界

ドール会議

 

私の家では人形会議というものが開かれる。

 

参加者は自由参加。紅茶、お菓子を飲みながらあることについて話すのである。

 

書記は毎回違う人が担当する。

 

今回は書記は、王子気質で、ダークナイトになりたいヴォルフィーが担当。結局名前をつけた。

実はヴォルという名前がつく人形はもう一体いるのだが・・・

 

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美少年好きのマリーが写真担当。

ダークナイトにしては可愛い顔・・・だと笑われてしまったヴォルフィー。

もっとクールな男子になりたいらしい。

 

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今回話し合ったのは、

「友達という関係は何をもって関係なのか」

について。

最終的にりんご君の考えが思い切り反映されることになってしまった。

 

以下どうなったかのまとめ発表。

 

まず、友達というのの関係の考え方があやふやであった。

周りも、自分も。

「友達」の考え方のズレはあるように思う。

居心地の良い相手が友達というかもしれないし、都合のいい相手が友達というと考えるかもしれないし。

友達が居心地の良い相手で、もっと関わっていきたいと思うのが、友達だとする場合、

 

仲間-連帯意識の中の共同。一人のわがままは許されない。集団よりは付き合いが多い。

友達-仲間よりも深い付き合い。個人個人の考え方が違っても、受容できるし、違うのが面白かったりする。

 

友達と家族の関係は違う。

家族は、なりたくなくても自然に家族というくくりに入れられている。

友達は、別にならなくてもいい。本当に興味がないとなろうと思えない。

気が付いたのは、私の場合は興味がなかったということだった

最初はそんなはずはないと思ったのだが、私の場合は他人に働くのは、妄想、もちろん被害系の妄想と自意識過剰だった。これが興味だと思っていた。

 

でもこれは、人間に対する防御のための意識で興味とは違った。

興味はもっと相手のことを知りたいとかそういうことだった。まあ、相手に自分の時間を費やしても許せる人。

 

んで、じゃあ、私は逆にどういう人に興味を持つかと言えば、この間書いた記事のような人。

 

 

apple104kun.hatenablog.com

 ひとりが好きで、哀愁漂い、自分からひとりを好む。他人には興味があるのかないのか知らないけど、もう自分の世界。

でもこういう人は私は真っ先に興味を持つのだが、あまりいないし、

話かけたくはないの。だって、私が話かけることによって、その人への興味が薄れるから。

しかも、その人のひとり体制を崩すことになる。

私にとってそういう人は貴重だし、神聖なものなので、汚してはならぬ。

 

つまり、私が興味を持つのはそういう人なので、私が他人と関わるのは必然に無理。

私もひとりでいたいし、興味がある人もそういう人なのだからしょうがない。

 

ああ、これでは、関係の話からズレているよねえ・・・

りんご君の気が付いたことになっている。

 

時間が関係をつくるのかなあ。

時間が経つにつれて、自然とこういう関係でした。みたいな?

そう、実験が始まった。

 

実験

 

時間が経つにつれて人は仲良くなるのか。

もちろん気が合わなければ、関係ないと思うので、時間だけが関係をつくるというわけでもなさそうだが。

 

今回の実験の参加者は、最近人形寮にやって来たヴァンパイアのヴェルメリオ君と婚約者のいる紳士レン君である。

ヴェルメリオは顔はSなのだが、本当は、繊細で素直。

レンは対応が紳士。いつも婚約者と時間を過ごしたり、ピアノを弾いたりと、新しくやってきたヴェルメリオとはまだ関係も薄いので、ちょうど良い機会なので二人で暫く過ごすことに。