大学内、春にありがちな私事
今日、大学を休んだ。
行く気がしない。しない理由は、頑張って、中学の時から目指してきた学科に入ったものの、期待外れだった。
学科自体には興味があるし、授業も苦ではない。
ただ、私がやりたかったのは、同じ学科の人とある特定の話題についてお話したかったのに、私の知識不足と話す相手がいないこと。
もちろん私は人と一緒にいたいわけではなく、ただ、友達とかいうめんどくさい関係をつくらなくても、ある話題について会話できる相手がほしかったのに、できない。
しかも、中学の時は同じ学科の人であれば気が合うだろうと思って、こんな疑問、あんな疑問についてしゃべれたら、楽しいだろうなぁ。と思っていたのに、
・・・・・・・・気の合う人間がいなかった。残念としか言いようがない。
無理して付き合いたくもないので、このままでいいとは思っている。
意見交換しようにも、相手と私の立っている立場が違うので、どうも話がかみ合わないし、相手が私のことを下に見ている感がいなめない。
ので、その人と関わるのはあっさりやめてしまった。
後、このことより残念なのは、私は一度だけ、モテたのだが、
相手の人が恋人がいるのに私に言い寄ってきた。(顔が美形だったからという理由。私は相手に恋人がいることも知らされていなかった。)
私は相手のことが、恋という感情としては好きではなかったが、話も合うと思ったし、
相手の知識量に敬意を表したし、同じ学科だったので、関わってもいいと思ったのに、
「ごめん。男と女という関係でしか見れない。」
と言われた。
・・・・さようなら。
話が変わるが、私がよく春になると感じることがある。
たぶん、私のような感じの人は、
「ああ、なるほどなぁ。」
と思うかもしれない。
春になると、ひとりでいる人を見かける。
もちろん、ひとりでいたい人である。友達ができないからひとりでいるわけではない。
私はそういう人を見かけると、うれしくなって、逆に話しかけたくなる。が、話かけない。そのままのその人がなぜかうれしい。
と、思うじゃろう?
がな、見せかけの場合もあった。もちろん私が上手く見抜けなかったのがダメなんだけど。
しばらくすると、彼らは、集団の中で楽しそうに笑っているのであった。
ガッカリ・・・・・失望したよ。
まあ、そうなってもならなくても、私は変わらないので、どうでもいいのだが・・・
が、しかし、私の美意識チェキに反応する紳士がいたのであった。
私が大学に入学してからというものずっと少し観察していた紳士、なかなか端正な顔をした青年がいる。
彼が、人としゃべっているのを一度も見たことが無い。
しかも伏し目がちな長いまつ毛の下の目の中にに黄昏を飼っている。
哀愁が漂う青年・・・・
・・・・美しい・・・・・
顔が整っていたのもそうだが、雰囲気が私の美意識サーチに反応している。
まあ、私のお粗末な美意識に反応したからといってどうってことないよね・・・